大阪の小さな小売店のつぶやき提案(底辺の商い考)
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大阪・池田「二葉屋」・今田泰弘  2005.4.10.更新
私どもの「商い」再認識のためにも気付いたことを列記して行こうと思います。 批判ではなく、提案型で列記してみます。
一面的な捉え方であるかもしれませんが、このことで我店、商店街を再考していきたいと思っています。 プロの商売人が、プロで居るために。
随時、列記してまいりますので一貫性の無いものになっていると思いますがメモ書き程度にご覧ください。
●今、個店でできること <店−3>  『便利なお店に』       2005.4.10.
地域に密着した小売店ができることをしましょう。 その一つとして、お客様の要望を細かくお伺いして「要望商品」を、探すこと、作れるところは作ること。
物販なら、例え1個でも取り寄せできるものは取り寄せる、探せるものは探すこと。 「問屋機能」をもつこと。 小さな対応が少しでも売上になる。 
手間を掛けても、作ったり、探したり、取り寄せたりすることの繰り返しが、その店を育てていくこととなります。 但し、1円も利益にならない場合はしない。
手間はかかるが、損をしないなら動くこと。 一つ一つの積み重ね、効率は考えないこと。 
●今、個店でできること <店−2>  『便利なお店に』       2004.9.3.
売上作りに各店奮闘の日々。 大型店(百貨店、スーパー、ショッピングセンター等)があの手この手で販促と囲い込みを必死とてやっています。 でも、商品構成を良く見ていきますと、数字による効率化がすすみ、商品構成に「隙間」だらけになってきています。 価格で対抗しようとも勝てません。 
対抗できるのは、「隙間」商品を見つけ、その商品を個店にあった状況にて品揃えすることでしょう。 お客様にとって便利であることも「サービス」のひとつ。
当然、中小零細店における効率化は、大型店の効率化と全く違うものさしで各店にあった形でやっていくこと。 今、個店の専門とするところを見直し、「隙間」商品を取り入れ、再度商品構成を考えましょう。 多品種1ロットでの品揃えの時代。 仕入先も考え、少し高くても「少ロット」(究極は1個単位)仕入れ又は製造。
「専門化」と「便利店」は、われわれの課題。
●商店街活性化の為に。 <商店街−3>  『2004年、商店街に必要なもの』 ・・・すべてあれば必ず繁栄!      2004.8.15..
目的をもって、消費者が来る「専門店」「便利店」「こだわり店」「公共施設」「金融機関」「交通要所」。
「専門店」−商店街の必須−商品知識のある店、ある分野での品揃え豊富な店、良品の製造販売店
「便利店」−商店街の必須−すぐに必要ないろんなものが揃う店、地域を良く知っている店、きっちりとしたまともなコンビ二
「こだわり店」−固定客がある−マスメディアに紹介される店、究極店
「公共施設」−地域の方の定期的利用、他地域よりの来場者がある−文化会館、体育館、市町村窓口(出張所、支所)
「金融機関」−地域密着型−地域の核となるような親切で知識を持った特定郵便局、銀行・信金の支店、大手のATM(窓口はどちらでも良い)
「交通要所」−駅前はやはり強い−鉄道の駅、バス停、他
「設備」−安全な街−照明、アーケード、防犯カメラ等の防犯設備、駐輪場、駐車場、路面のバリアーフリー
「人」−案内役、相談役、話し相手−地域精通の商人、各種団体の役員、おしゃべり上手の商人、いろんな意味の有名人知識人
すべて揃っているところなど、どこにもありません。でも誘致・投資できるものがあればやってみるべきでしょう。
●個店活性化の為に。 <店−1>  『一店逸品推進すべし』       2004.6.11.
多くの小売店が、この数年もがき苦しみ葛藤してきたと思います。 売上をつくるために「何を売ろうか」と。 マスメディアの「価格破壊」報道によりあたかもすべてのものが「安く」なってしまうようなイメージを消費者に与え、多くの小売店も「価格」対策に翻弄されてきました。 でも、市場の商品価格の推移を見ると大幅に価格の安くなったもの、少し安くなったもの、価格の変わらないものがあります。 大幅に価格の安くなったものを見てみると、元から安く売れるものが適性価格になっただけのものが多く見られます。 生産を海外の低コスト国への移動によって下がったもの、原材料を安価なものにしたもの、見かけは変わらず品質低下してコストダウンをはかったもの・・・・・・。 特に、繊維業界は大変な試練。 でも、そんな中でお店として「何をどんなお客様に販売をする」を揺るがさなかったお店は大幅な売上低下を招かず奮闘されているようです。  但し、「何をどんなお客様に販売をする」が、少しでも消費者にも見えているお店。
「一店逸品」は、各店のもっている専門力で、他店には無い、何を、どんなお客様に販売するのかを考える糸口となることでしょう。
単独店の場合、その店が他店と何が違うのかを明確にするためには「一店逸品」を各店が、自店で位置付けることが重要と思います。
●商店街活性化の為に。 <商店街−2>  『特価販売中心は、自滅の路』       2004.6. 5..
多くの商店街で、「売り出し」とい名のもとで販売促進事業が色々と行われています。 石橋も含めて、多くの商店街が知恵を絞って奮闘されています。
地域の商店街活性化の最後の販売促進事業と言っても過言ではないでしょう。 各地域ともに、多くの人達の努力によって何とか継続できています。
少しづつ前進している部分と、「特価」に突出した考え方の比重が大きく、「地域特有・個店特有・一店逸品」思想のレベルアップが課題となっています。
時代は変わりました。「特価」中心で、成功することはありません。 僅かな効果はあるでしょうが、値引き販売は、収益を落とし就労時間を増やすだけでしょう。そのことで顧客に対して十分なサービスができなくなってしまうことが大変怖いことです。
質の違いを理解しない価格のみにしか目の行かない消費者はだんだん減ってきました。 価格のみの競争は、最も分かりやすいのですが、価格で集客しても、価格で負ければ来店しなくなってしまいます。 当たり前のことです。 その店でしかできないこと、その店にしかないもの、その店だから厳選されて品揃えされているもの等が先にあって、そして割安な価格であることでしょう。
各店の専門とするところを「逸品」として売りこむことが、大きな課題でしょう。 商店街は、昔からの「専門店」の集まっているところです。
その街にしかない、「特別なお店」の集まりが、日本で唯一の「商店街」となります。 まずは個店あっての商店街、そして商店街あっての個店です。
日本にたった一つしかない「商店街」を皆で作り上げたいものです。
●便利な銀行に                                   2004.5.14.
大阪の銀行である「りそな銀行」、合併して支店によって、カードの使える内容が違う。顧客にとっては「りそな」は「りそな」。
支店に聞いてみると、キャッシュカードの上にある「赤」マークか「青」マークによって違うとのこと。でも支店の入口には「赤」「青」の目立つマークはない。
統合前の銀行の系列によって、「赤」「青」のマークがカードに表示されているなら、店頭に大きく表示すべきでしょう。 
そして「赤」マークの店のATMに「青」マークのATMを1台でも置くことが必要ではないでしょうか。 
近隣の支店で、系列違いの支店同士が交換すれば!これが中小企業の発想。支店の課長に申し上げましたが、その発想も無いようです。
だから「緊急事態」になったのでは。たった1台でも、交換しあって対応することが、経費をあまりかけない「サービス」向上では! 
顧客の便利性を一番に考えることをしなで、自社の全体システムを優先するとこの様なことになる一例です。
まずは、顧客の便利性をいつも考えていきたいものです。 でも、「りそな」には大阪の中小企業の銀行でがんばって欲しい。
●商店街活性化の為に。 <商店街−1> 『商店街の再認識』         2004.5.20.
商店街の中の各店が、わが街の商店街でどんな品物・商品が揃うのか意外と知らないようです。 まずは、その商店街の各店で意外なものが取扱されています。
その商品を知っておくことが必要です。 その商店街の店が取り扱っているにもかかわらず、商品によっては、「商店街では扱っている店は無いので」と知らないお店は、他の地域や、商店街以外の店にお客様を振ってしまってしませんか。 せっかくのお客様を商店街から逃しているのです。
まずは、活性化の原点は、商店街内のお店に取扱されている商品・品物と提供されているサービスを知ることが重要です。 
商店街にお客様を呼び込むことに力を注ぎながら、商店街からお客様を他に誘導してしまっているのです。
再度、各商店街を見なおしましょう。 新しい発見があります。 商店街の会員に、自分たちの商店街の再認識をしていただくことが出発点。
商店街の人が知らない商店街を、お客様に知っていただくのは困難なことですよ。